無駄にモテないようにする

 

お互いが好きになってもなぜか恋愛で失敗を繰り返す人は、無駄にモテている傾向があります。森川教授は、「恋愛市場」、「結婚市場」、「浮気市場」という3区分を意識した行動を推奨していますが、これをもう少し事例で説明していきましょう。

 

例えば、ある飲み会に参加するような場合では、ただ何となく席に座っているだけではNGです。この場では、「彼氏が欲しいなら恋愛市場」、「結婚相手を見つけたいなら結婚市場」、「単に浮気相手を求めるなら浮気市場」と、各人の目的別によって、その日の立場を明確にした方がずっと効率もよくなります。つまり目的を定めた合コンの勝者を目指すわけです。

 

彼氏が欲しくて飲み会に行っても、立場があいまいなら、彼女持ちの男性からアプローチされるかもしれないのです。これが無駄にモテるというものです。目的を定めるということは、自分の「売り(特長)」をしっかり把握しておくということでもあります。自分がどの市場で売り出したいのかを決めなければなりません。そうすれば狙った市場で求められる女性の資質に特化することで身につけやすくもなります。

 

こうしたステップで臨めば、効率的になります。例えば、外観が地味な服装で、雰囲気もおっとりしていて、会話もおとなしく保守的な女性の場合は「結婚市場」に適していて、逆に「恋愛市場」では人気がない可能性があるということです。このように考えてみれば、「今まで、なぜ希望しない市場でモテてしまうのか」もわかってくるはずです。